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【2025/07/17 05:14 】 |
閃きを味方に生きたら誰にも評価されない

「ぼくは閃きを味方にして生きてきた」は横尾忠則の自伝的な新書
である。

横尾の絵画作品やイラストがいったいどの分野において評価されている
のかがさっぱり分からないと、この本を読む意味がかなり限定されて
きてしまうことは間違いない。

横尾忠則はある日突然「画家宣言」を行って、従来の広告のコピー
としてのイラストから、現代美術の世界へと意識を移したわけだが、
この文章を読む限り、横尾の作品は現代美術とは全然違う意識の
もとに作られていることが良く分かる。

このような行き当たりばったりの作風は、世界で彼の存在を認め
させるにはまったく不十分であるにせよ、ある種の羨望を
人々から集めるには十分なものであるようにも思える。

そういう生き方も、ひとつの選択である。

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【2012/12/25 22:00 】 | 閃きを味方に生きたら誰にも評価されない
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